日本が世界に誇る“きもの文化”。
その代表ともいえる十二単、束帯などの時代衣裳を「後世に伝え残そう!」を合言葉に、
毎年「きもの展」を開催し、その売上金の一部で時代衣裳復元の文化事業をスタートして、
今年は35年目を迎えさせて頂きました。
東日本大震災以後4年間は時代衣裳の復元を休止し、被災されたご支援事業に変更させて頂きましたが、
平成27年から復活し「京舞妓」「江戸芸者」など風俗衣裳を復元してまいりました。
毎年、きもの展本展は、3日間の日程で秋保温泉のホテルを会場に開催、また、本展の前には東北7会場で
「特別内覧会」を開催して参りましたが、今年も、まだコロナの収束が見込めない状況ということもあり、
「特別内覧会」は東北5会場で、また「きもの展」に関しては、仙台、山形、盛岡の3事務局がそれぞれ3会場に
分散し、各会場2日間という形で開催致しました。
昨年、復元した時代衣裳「十二単 唐衣」をそれぞれの会場に展示することができ、皆さまにお披露目することもできました。
大変な状況下の中ではありましたが、皆さまの安心と安全を第一に、感染防止対策を徹底し、
無事全ての日程を終えることができました。
会場へ足をお運び頂きました皆様へ心より御礼申し上げます。
また、開業講師会の役員の先生をはじめ、講師の先生、生徒さん、卒業生の皆さま、そしてお得意様各位の
絶大なるご協力に心より感謝申し上げます。