小林豊子きもの学院の夏物

きもの豆知識
夏物

 

        

 

 

単衣の次に着るのが盛夏用のきものです。

暑い夏にいかに人目に涼しそうに見せるかという「涼感の演出」こそ本物のおしゃれ。

夏ならではのきもので、帯や小物の色もすっきりコーディネートしましょう。

 

●夏用きもの・・・冬物と同じように格式によってそれぞれ種類があります。

           透ける素材で、清涼感を織り方や文様で表します。

           素材は絽、紗、上布、縮、中形などがあり、長襦袢も好みにより

                           正絹や化繊の絽、紋紗、絽麻などがあります。

 

●夏用帯・・・通気性のある軽い地質のものが用いられます。

         文様や色彩も夏帯にふさわしい、涼しい印象を与えるよう配慮されています。

 

●夏用小物・・・礼装には絽や紗の白を基調にしたものか、淡い色挿ししたものを選びます。

         帯締めもレース組の涼しげなものを選びます。