・陰干し…湿気を含んだままたたんでしまうと、シミやカビの原因になります。
脱いだきものや帯はすぐたたまないで、
汚れがあったらすぐ始末し、30分くらい陰干しして風を通して
おきましょう。
・洗濯…洗える素材はネットに入れて洗濯機の「手洗い」「おしゃれ着」などの
コースで!
洗剤もおしゃれ着用を使用しましょう。
シワをのばし風通しの良い場所で陰干しを!
・桐のタンス…きものに桐のタンスが良いとされるのは、防虫、防湿、さらに火災に強いからです。
また大変軽く、見た目も木の柾目が美しく日本人の感覚にマッチします。
収納する時は畳紙(たとうし)に包んで収納します。
ビニールやナイロンは蒸れてカビや虫食いの原因となるので避けましょう。
重ねすぎはシワの原因になるので注意しましょう。
絞りや刺繍のきものは傷まないよう一番上に!
・ブラシ…きものに洋服ブラシは禁物。毛足が強いので生地を傷めます。
必ずきもの用ブラシか、ビロードなどの柔らかい布で布目にそって汚れをとりましょう。
・虫干し…ひと昔前までは寒干し(1月下旬~2月下旬)と土用干し(7月下旬~8月下旬)を行いましたが、
今は建物の関係で行う方は少なくなりました。
日常あまり着る機会がなくても、せめて1年に1回は虫干しを!
晴天が2~3日続いた空気が乾いた日を選び、直射日光の当たらない場所できものに深呼吸させて
あげましょう。
・帯のお手入れ…帯はハリ、ツヤが命です。
使用の都度、ビロードで軽く拭くなどしてお手入れ
しましょう。
汚れによっては消しゴムでとれる場合もあります。