<江戸時代> 京芸妓(きょうげいこ)
江戸時代末期の姿で、明治、大正を経て現在にも伝えられています。
京風の島田髷に結い上げ、帯結びの種類が変り、足袋を履くようになった
外は、ほとんど変化していない京芸妓の正装姿です。
舞妓が長じて芸妓となりますが、芸妓も江戸時代までは芸子としるして
おります。
舞妓の生活を約四年間過ごしたあと、衿替えをして芸妓となります。
舞妓時代の赤地の縫衿が白衿に変わります。
ミスの振袖がミセスの留袖に変えられるのと同じように服装全体が
大人になります。