「令和6年 第38回きもの展」 が無事開催されました。
日本が世界に誇る“きもの文化”。
その代表ともいえる十二単、束帯などの時代衣裳を「後世に伝え残そう!」
を合言葉に、毎年「きもの展」を開催し、その売上金の一部で時代衣裳復元の
文化事業をスタートして、今年は38年目を迎えさせて頂きました。
東日本大震災以後4年間は時代衣裳の復元を休止し、被災されたご支援事業
に変更させて頂きましたが、平成27年から復活し「京舞妓」「江戸芸者」
など風俗衣裳を復元してまいりました。
毎年、きもの展本展は、3日間の日程で秋保温泉のホテルを会場に開催、
また、本展の前には東北7会場で「特別内覧会」を開催して参りましたが、
今年もコロナ感染予防を考慮し、
「特別内覧会」は東北5会場で、また「きもの展」に関しては、
仙台、山形、盛岡の3会場に分散し、各会場それぞれ2日間開催致しました。
今年の時代衣裳は、「白拍子水干姿」の衣裳を平安時代と鎌倉時代それぞれの違いをご覧頂けるように2点を展示。
着装に関しては、昨年より東北本部でも開講になった宮島流衣紋道 着装道の門下生に担当して頂き、たくさんの皆さまにご覧頂きました。
会場へ足をお運び頂きました皆様へ心より御礼申し上げます。
また、開業講師会の役員の先生をはじめ、講師の先生方の絶大なるご協力に心より感謝申し上げます。