<江戸時代> 武将 具足・陣羽織姿(ぶしょう ぐそく・じんばおりすがた)
伊達政宗公(1567年~1636年)を想定し肖像画や遺品を参考にして、
江戸時代初頭の武将が具足と、その上に陣羽織(じんばおり)を着用している
姿です。具足とは、甲冑一式に付属の軍用諸品を全て具備することをいい、
具はり足る(たる)の意から生じた語です。
陣(中)羽織(はおり)は具足羽織(ぐそくばおり)ともいい、
軍備において具足の上に着用する服のことですが、威儀を正し法体をあらわすこともあり、
意匠をこらしてつくら れております。
陣羽織は、聖和学園短期大学、中村恭子先生の伊達藩の服飾“伊達政宗所用陣羽織について“
を参考に復元したものです。